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硝酸性窒素対策
窒素吸着資材「メタライト」
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素は、乳幼児を中心に血液の酸素運搬能力が失われ酸欠になる疾患(メトヘモグロビン血症)を引き起こす原因であり、現在、硝酸態窒素による地下水汚染は、他の環境基準に比べ数多く存在しています。
硝酸態窒素による地下水汚染は、施肥、家畜排泄物、生活排水が汚染原因となるほか、自然的原因により窒素を豊富に含んだ土壌があり、土木工事等により窒素汚染水が拡散することがある場合があり、対策が求められます。 製品特長
排水と土壌に対策が可能です。 アンモニア態窒素、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素を吸着します。 また、ヒ素、セレン、鉛、六価クロム。カドミウム、シアン化合物等の重金属類の対応も可能です。
汚染水の処理方法
対象水とメタライトを撹拌するだけで対策が可能です。
汚泥ポンプ等を用いた撹拌等で対応可能な簡単な処理設備となります。 建設工事から発生した硝酸態窒素汚染水の原位置処理試験 主に硝酸態窒素の形態にて含まれており、処理前の窒素濃度は60mg/Lの汚染水であったが、メタライトとの撹拌により窒素濃 度が削減され、処理水中の窒素濃度は10mg/Lまで削減された。
汚染土壌の対策方法
メタライトを混合した吸着層を汚染土下部に敷設することにより、酸化により硝酸・亜硝酸となった窒素は、還元・吸着されます。浸出水の窒素量が削減し、環境負荷を軽減できます。
カラム試験 窒素汚染土を円筒(カラム)に充填し、降雨を想定した注水を上部から行った。
汚染土のみのカラムからは、初期はアンモニア態窒素、時間経過により亜硝酸態窒素の割合が増加した浸出水が発生した。 吸着層による対策を行ったカラムでは、メタライトによる還元・吸着が行われ、窒素の溶出量が低減された。 |